PR映画

PR映画は企業を宣伝するにはいわゆる広告ではなく、企業の持つ特性やイメージを公衆に周知させるための公共との密着した関係こそ必要だという考え方から、アメリカでパブリックリレーションの観念が生まれてきました。PRはその略字で、PR映画は、あくまでも宣伝映画ではなく、映画による社会的な啓蒙を表面に出し、かつ企業の社会的意義を明らかにして大衆の閣心をひくことを第一義とするものです。例えば石油会社が自社のマークの売りこみを行わずに、現代のエネルギー資源の間題、交通運輸の問題、食糧問題を扱い、製薬会社が新しい基礎医学のための科学映画を作るなどの例があります。ただし、日本の現実でば、このような映画は極めて稀で、したがってPR映画という言葉が宣伝映画と全く同義に使われることが多くなっています。

cine-ma

          copyrght(c).cine-ma.all rights reserved

cine-ma