アンダーグラウンド映画

アンダーグラウンド映画とはアメリカで盛んになった前衛的、非商業的な、主として美術家などの素人の作る短編で、生活感情とも関連がありました。アメリカの良識に対する反逆であり本能や欲望の主張でもあります。中には同性愛を扱ったり、その他風俗上間題があったりして警察に睨まれるものがあったために、ビルの地下室などで秘密に少人数に見せていたので、この名が付きました。しかし今日ではニューヨークのグリニッチ・ビレジから出て41番街の地下室でも上映されるし、大都市の大学などでも公開されました。作品はおおむね、16ミリで短篇が多く、中にはアンディー・ウォホールのある作品のように、映写時間7時間という長尺もあります。日本ではアングラ映画などとも略称されます。

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